母乳が出ない時の対処法


うまく母乳が出ないこともあります。

母乳は赤ちゃんにとっても母親にとっても最良の栄養と言われています。
しかし、最初の頃はうまく母乳が出ないことも稀ではありません。

わが子のことを思い浮かべただけで母乳が溢れ出るのに、他の赤ちゃんの泣き声を聞いたり姿を見ただけで母乳が溢れ出るのに、いざわが子に授乳しようとしたら途端に出ない、こういう声は少なくありません。

 

赤ちゃんが乳首を吸うと、反射的に母乳が出てくることを射乳反射と言いいます。

赤ちゃんの舌が乳輪の下の嚢を刺激し、オキシトシンやプロラクチンといったホルモンを分泌させます。オキシトシンは乳汁分泌を促し、乳汁が分泌されます。
プロラクチンは母性ホルモン、愛情ホルモンともいわれ、赤ちゃんを愛おしいと思う気持ちがより一層強くなります。

 

射乳反射がまだ安定していない

肝心なときに出ないこともしばしば起こりますが、2週間もすると安定してきます。
この2週間の間に諦めてしまうと、その後はなかなか出にくくなってしまいますので、出なくても吸わすことが大切です。
また、この間にパートナーが母乳が出ないことに対して心ない言葉を発してしまうと、その後も出なくなることが多々あります。

母乳はストレスでも出なくなります。

パートナーは決して母親を非難しないでください。

射乳反射を促すには、次のような工夫をして見ましょう。
①乳房や背中のマッサージ

②乳房を温かいタオルやシャワーで温める

③馴染みのある快適な落ちついた場所で授乳する

 

時には夜中の授乳は搾乳して、お父さんに飲ませてもらい、その間心身ともにゆっくり休む、といったことが効果的なこともあります。

母乳が出なくても悲観せず、「そのうちに出るだろう」と気楽に流して、吸わせましょう。
心身の疲れがある時は気分転換したり、体を休めるようにして、安定した気分で上記のような工夫をしてから授乳すると良いでしょう。


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