出産前に調べておきたい!母乳の授乳間隔


母乳の授乳間隔は赤ちゃんによって多少違いはありますが、生後すぐの頃には赤ちゃんは浅い眠りと授乳を繰り返して一日を過ごします。左右のおっぱいを同じように授乳する事でどちらのおっぱいからも母乳が出るようになりますので、片方だけではなく両方のおっぱいを飲ませましょう。
生後すぐの赤ちゃんは大量のおっぱいを一度に飲むことはできません。また母乳をおっぱいから上手に飲めるようになるまで時間もかかります。
ですから、少し飲んで、眠って、また少し飲む、を繰り返しますが、3カ月頃には授乳時間も間隔が3時間程度あくようになり、睡眠も少しまとまって眠る子が多くなってきます。
生後すぐのころは、母乳を作るリズムと赤ちゃんが欲しがるリズムが合わなかったり、赤ちゃんが頻繁に母乳を欲しがって朝晩ひっきりなしに訪れる授乳時間に疲れてしまうかもしれませんが、それも少しの辛抱です。自然と赤ちゃんとのリズムも合ってくるので心配しずに欲しがるだけ母乳をあげましょう。
また授乳間隔を整えていくためには母乳がしっかりと出るようになることが大切です。
母乳はお母さんの血液です。ですから、鉄分をしっかりとりお母さんが栄養のあるバランスのとれた食事を心がけることも大切です。お母さんの体は授乳時間のために睡眠時間が削られても少しの時間で深く眠れるように変化しますが、やはり慣れない赤ちゃんのお世話で疲れもたまります。栄養バランスのとれた食事をとることは育児のストレスを軽減するためにも大切ですので是非心がけてください。
そして、母乳で育児をする人は水分もしっかり取るようにしましょう。体から水分が出ていくばかりの状態になりますので、便秘に悩まされる人も少なくありません。
出産前に少し不安になってしまった方もいらっしゃるかもしれませんが、お母さんの心と体を健康に保つことが一番です。楽しい育児ライフを!