母乳育児とは母乳で赤ちゃんを育てることです。
母乳育児の場合は、すべて母乳で育てる完全母乳育児があります。
また母乳とミルクの両方で育児をする、混合授乳があります。
完全母乳育児を希望していたとしても、出産後は赤ちゃんがちゃんと母乳を飲んでくれているのか不安になり、ミルクを足す事があります。しかしミルクを足すと赤ちゃんが飲まない母乳は作らなくてもよいと、母乳量が減っていきます。
混合授乳にもメリットはあります。
ミルクは母乳に比べて腹もちがよいので、赤ちゃんがよく寝てくれることです。
また赤ちゃんを預けやすいというメリットもあります。
働いているお母さんにとってはかなりメリットとなります。
お母さんが風邪や病気になった時にも混合授乳であれば、
病気の間は赤ちゃんにミルクを飲ませお母さんは薬を飲む事ができます。
混合授乳のデメリット
ミルクの費用が高くついたり、母乳が完全に出なくなったり、夜中に起きてミルクを作る手間があったり、外出時の荷物が多くなることです。
完全母乳育児のメリット・デメリット
ミルクを買う費用がかからないので経済的であること。
また外出時の荷物も哺乳瓶等を持ち歩く必要がなく、持ち歩くとしたら授乳ケープくらいなので荷物がかさばらない事です。
また夜中にミルクを作る手間がなく赤ちゃんを待たせる事もなくすぐ母乳を与える事ができます。
デメリットは、授乳期間中は食事に気を使わなければならないことです。
また外出先で授乳する際には授乳させる場所の気遣いが必要だということです。
完全母乳育児では、お母さんが風邪を引いた時には通常病院で処方される薬は飲めない事があります。処方される薬も限られてくるというデメリットもあります。
母乳はいつまであげたらいい?
母乳育児が推奨されていることもあり、最近では多くのお母さんが母乳育児をがんばっています。
赤ちゃんもだんだんと成長をし離乳食を食べ始めると、卒乳のことを考えるようになってきます。
粉ミルクにたよらない完母
近年様々なところで完全母乳育児が取り上げられており、その良さに注目が集まっています。
完全母乳育児とはその名の通り粉ミルクに頼らず母乳だけで赤ちゃんを育てていくやり方です。
混合授乳って?
母乳育児とミルク育児ではメリットデメリットがはっきり分かれるものですが、特に混合授乳育児のメリットとは一体何なのでしょうか。
混合授乳のポイント
混合の場合、ミルクだけの回があったり、母乳の後に必ずミルクを飲ませるといったことでは完全母乳と同じ授乳間隔になり、授乳間隔は3~4時間ぐらいになってくると思われます。
母乳育児は「やせる」?
赤ちゃんが上手に母乳を飲めるかどうかにもかかっていますが、順調にいけば一日に400~500カロリーもの栄養を与えることが可能です。
母乳の成分について
母乳には免疫物質が多いことが大きなメリットです。
特に初乳には成乳以上に免疫物質が豊富に含まれています。
出産ま近から出産後2~3日までに分泌される乳汁を初乳といいます。初乳にはIgAという免疫物質が豊富に含まれています。