成分から考える母乳の必要性


母乳には多くのよい成分があります。

まず、なんと言っても、母乳には免疫物質が多いことが大きなメリットです。
特に初乳には成乳以上に免疫物質が豊富に含まれています。
出産ま近から出産後2~3日までに分泌される乳汁を初乳といいます。初乳にはIgAという免疫物質が豊富に含まれています。

 

IgAはウイルスや細菌の侵入を防ぐ作用があります。

初乳だけは出来るだけ飲ませたほうが良いと言われています。

また、母乳に含まれるラクトフェリンと言う成分は、赤ちゃんの腸の中で善玉菌を増やす作用があります。腸内細菌叢(フローラ)が早期に形成されるため、おなかの丈夫な赤ちゃんに育ちます。

 

DHAという不飽和脂肪酸などの成分も含まれています。

その他ホルモンや酵素と言った成分も含まれています。
そして、母乳は栄養の吸収も最良です。

母乳は赤ちゃんだけでなく、お母さんにとっても利点がいっぱいあります。
赤ちゃんに乳首を吸ってもらうことで、射乳反射がおこり、オキシトシンとプロラクチンと言うホルモンが分泌されます。

 

オキシトシンは子宮収縮作用がありますので、母体も早く回復します。

プロラクチンは母性ホルモン、愛情ホルモンとも言われています。

赤ちゃんがより一層愛おしく感じるので、育児をそれほど苦痛に感じなくなります。

 

赤ちゃんが乳首を吸うと、反射的に乳汁が分泌されることを射乳反射と言いますが、最初の頃はこの反射がうまく行かないことも稀ではありません。
子どものことを思い浮かべたり、他の赤ちゃんの泣き声を聞いただけで乳汁があふれ出るのに、肝心なわが子への授乳の時には母乳が出てくれない、と言ったことも多々あります。

しかし、2週間もすると射乳反射が安定してきます。

うまく授乳できなくても、「そのうちに出るだろう」と気楽に受け流し、吸わせることが大切です。
母乳は安価で赤ちゃんもお母さんにも、最適な栄養だと言われています。

 


★★《母乳にいいものはコレ》

★★《母乳に悪いもの一覧》

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