混合で育てている場合でいまよりも母乳の出を良くするためには授乳間隔を開けないことがポイントです。
混合の場合、ミルクだけの回があったり、母乳の後に必ずミルクを飲ませるといったことでは完全母乳と同じ授乳間隔になり、授乳間隔は3~4時間ぐらいになってくると思われます。
母乳の出を良くするためにはなるべく授乳回数を増やすことが重要です。
授乳回数を増やすため、まずは足りない分ミルクを足すという習慣を変えましょう。おっぱいが張らなくても、一回の量が足りなくても、泣くたびにできるだけ母乳を吸わせてあげることをしてください。そうすると赤ちゃんも一回にたくさんの母乳、もしくはミルクを飲むことから授乳間隔がせまくなり、ひどいときは泣く度に授乳をしなければいけない状況になります。
お母さんにとっては根気がいることかもしれません。もしどうしてもつらくなったらミルクを少し足すようにしてもう一度チャレンジしてみてください。赤ちゃんは満足しないかもしれませんが、授乳間隔を開けないために赤ちゃんもお母さんもがんばりましょう。
授乳方法は今まで通りでミルクを少しずつ減らし、今の授乳リズムの間に1~2回おっぱいだけを吸わせる回を挟んでみる
この方法により母乳を吸ってもらう回数が増え、おっぱいが徐々に母乳が必要だと感じることで分泌量が増えてくることでしょう。午前中のみミルクを控えるなどミルクの回数を減らすタイミングはお母さんのタイミングでいいと思います。
それからポイントとして夜間授乳をするということが効果的です。母乳を出すホルモンの分泌量は夜中にピークを迎えるからです。夜中にママがわざわざおきたり、赤ちゃんを起こしたりするのがつらいときは、なるべく赤ちゃんを早く寝かせてあとからママが寝る時にもう一度最後におっぱいをあげるといいでしょう。
母乳はいつまであげたらいい?
母乳育児が推奨されていることもあり、最近では多くのお母さんが母乳育児をがんばっています。
赤ちゃんもだんだんと成長をし離乳食を食べ始めると、卒乳のことを考えるようになってきます。
粉ミルクにたよらない完母
近年様々なところで完全母乳育児が取り上げられており、その良さに注目が集まっています。
完全母乳育児とはその名の通り粉ミルクに頼らず母乳だけで赤ちゃんを育てていくやり方です。
混合授乳って?
母乳育児とミルク育児ではメリットデメリットがはっきり分かれるものですが、特に混合授乳育児のメリットとは一体何なのでしょうか。
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母乳育児は「やせる」?
赤ちゃんが上手に母乳を飲めるかどうかにもかかっていますが、順調にいけば一日に400~500カロリーもの栄養を与えることが可能です。
母乳の成分について
母乳には免疫物質が多いことが大きなメリットです。
特に初乳には成乳以上に免疫物質が豊富に含まれています。
出産ま近から出産後2~3日までに分泌される乳汁を初乳といいます。初乳にはIgAという免疫物質が豊富に含まれています。