栄養があかちゃんに行くので、やせる場合が多いです。
妊娠すると、あまりの体系の変化に驚きを隠せない方も多いのではないでしょうか。
体重が今までに見たこともないくらいに増えてしまうことも珍しい話ではありません。赤ちゃん、胎盤、羊水以外にも、脂肪がついてしまうものです。一昔前のように、妊婦は二人分食べてもいいと言われることはなくなり、むしろ体重管理は妊娠中の重要課題でもあります。
そんな中、出産後に予想以上になかなか体重、体型が戻らないと悩んでいる方も多いようです。出産後自然に痩せたという人もいますが、その違いは何なのでしょう。
一つに、母乳育児をするかという問題があります。
出産後すぐにスムーズに母乳が出るとは限りません。
また、赤ちゃんが上手に母乳を飲めるかどうかにもかかっていますが、順調にいけば一日に４００～５００カロリーもの栄養を与えることが可能です。
その分のエネルギーは、当然母親の体内で作りだされるものですので、自然と痩せていくことは可能なのです。
無茶苦茶な食生活をしても構わないという事ではありません
食べたものが直接、赤ちゃんの栄養になるわけですから、食事内容には気を付けなければいけないことが沢山あります。当然お酒は飲めませんし、生魚、生肉なども避けましょう。あまり卵や乳製品を摂りすぎることも、アレルギーの問題もあるのでやめておいたほうが無難です。
乳腺炎の原因になりがちな、脂分の多い食事には要注意です。
母乳育児を選択することは、制約が多いのでストレスをためない様に注意が必要です。育児には体力が必要ですので、無理な食事制限はせず、しっかりとカロリーを摂る様にしましょう。規則正しく、適した内容の食生活なら、母乳を与えていると自然と痩せることになると言えそうです。
母乳育児とは母乳で赤ちゃんを育てることです。
母乳育児の場合は、すべて母乳で育てる完全母乳育児があります。
また母乳とミルクの両方で育児をする、混合授乳があります。
母乳はいつまであげたらいい？
母乳育児が推奨されていることもあり、最近では多くのお母さんが母乳育児をがんばっています。
赤ちゃんもだんだんと成長をし離乳食を食べ始めると、卒乳のことを考えるようになってきます。
粉ミルクにたよらない完母
近年様々なところで完全母乳育児が取り上げられており、その良さに注目が集まっています。
完全母乳育児とはその名の通り粉ミルクに頼らず母乳だけで赤ちゃんを育てていくやり方です。
母乳の成分について
母乳には免疫物質が多いことが大きなメリットです。
特に初乳には成乳以上に免疫物質が豊富に含まれています。
出産ま近から出産後2～3日までに分泌される乳汁を初乳といいます。初乳にはIｇAという免疫物質が豊富に含まれています。