母乳はいつまで赤ちゃんにあげればいい?


赤ちゃんにとって母乳はとても大切なものです。

母乳育児が推奨されていることもあり、最近では多くのお母さんが母乳育児をがんばっています。
赤ちゃんもだんだんと成長をし離乳食を食べ始めると、卒乳のことを考えるようになってきます。
周りが卒乳を始めると、「うちはいつまで母乳を飲ませたらいいのかしら」と不安になる人も少なくないようです。

 

いつまでにやめなければ、というのはありません。

育児書などには1歳前後を目安に卒乳を進めていることがありますが、実際にはいつまであげればいいいのでしょうか。
最近では母乳育児についてだいぶ考え方が変わってきており、卒乳に対する考え方も変わってきています。
結論からいえば、「いつまでにやめる」ということはありません。
母乳の大きな役割は、赤ちゃんに栄養を与えるということです。
しかしそれと同じくらい重要とされているのが、赤ちゃんとお母さんのコミュニケーションなのです。

 

おっぱいを飲むことで赤ちゃんが安心し、落ち着きます。

卒乳が遅いと甘えたり自立が遅いなどと言われた時代もありますが、逆にスキンシップを多く取らないほうがより親を求め、なかなか離れられない子に育つ場合もあります。
赤ちゃんがスキンシップを求めておっぱいを欲しがるのであれば、無理にやめることはせずに飲ませてあげることも大切です。
1歳を過ぎると周りはどんどん卒乳していきます。ですが周りに流されて卒乳することは、赤ちゃんにとってもお母さんにとってもあまりおすすめできません。

本来は赤ちゃんとお母さん両方で「おっぱいがなくてももう大丈夫」と決めることです。
いつまでも母乳を飲んでいるからと言って病気になるわけではありませんし、間違った育児をしているわけでもありません。
焦らずじっくり様子を見ながら進めていくことが大切です。

★★《母乳にいいものはコレ》

★★《母乳に悪いもの一覧》

midori_23_point

粉ミルクにたよらない完母

近年様々なところで完全母乳育児が取り上げられており、その良さに注目が集まっています。
完全母乳育児とはその名の通り粉ミルクに頼らず母乳だけで赤ちゃんを育てていくやり方です。

続きを読む>>>

 

混合授乳って?

母乳育児とミルク育児ではメリットデメリットがはっきり分かれるものですが、特に混合授乳育児のメリットとは一体何なのでしょうか。

続きを読む>>>

 

混合授乳のポイント

混合の場合、ミルクだけの回があったり、母乳の後に必ずミルクを飲ませるといったことでは完全母乳と同じ授乳間隔になり、授乳間隔は3~4時間ぐらいになってくると思われます。

続きを読む>>>

 

母乳育児は「やせる」?

赤ちゃんが上手に母乳を飲めるかどうかにもかかっていますが、順調にいけば一日に400~500カロリーもの栄養を与えることが可能です。

続きを読む>>>

 

母乳の成分について

母乳には免疫物質が多いことが大きなメリットです。
特に初乳には成乳以上に免疫物質が豊富に含まれています。
出産ま近から出産後2~3日までに分泌される乳汁を初乳といいます。初乳にはIgAという免疫物質が豊富に含まれています。

続きを読む>>>