アルコールを摂取した場合の母乳の影響


アルコールの血中の濃度と、母乳中に含まれる濃度はほぼ同じです。

母乳育児中にアルコールを摂取すると、どのような影響があるのでしょうか。
アルコールを含んだ母乳を赤ちゃんが飲むと、大変危険です。
さらに量が多いと急性アルコール中毒になってしまう事があります。

赤ちゃんは大人と違い、アルコールを分解するほど臓器が成熟していないため、呼吸数や脈拍数の減少、嘔吐などの症状が出ます。さらに、重篤な場合ですと、昏睡に至るケースもあります。昏睡が12時間以上続いた場合、予後は非常に悪いということが知られています。

 

アルコールは発育障害は学習機能障害など、赤ちゃんの脳や体にも影響を及ぼします。

気を付けなければいけないのは、アルコール飲料だけではありません。
お菓子や料理の中にはアルコールが含まれているものもあります。
少量ならば問題はありませんが、ウイスキーボンボンなどのある程度の量が入っている場合は、飲酒をした時と同様、母乳に影響が出てしまいます。

ビールをコップ1~2杯程度でしたら母乳に影響はほぼ出ないと言われています。

しかし、お酒が好きな人はどうしてもそれでは物足りない場合も多いので避けた方が無難です。
また、お酒を飲んで母乳に影響を及ぼすのは飲酒後約30分~1時間です。
ですので飲酒後にすぐに母乳をあげるのは避け、4~5時間ほど時間を空けて体からアルコールを抜いた後にあげるようにしましょう。

 

授乳期が過ぎて飲めるようになってから心おきなくどうぞ

しかし、赤ちゃんへの影響を心配しながら飲酒をしてもおいしく飲めないのではないでしょうか。それならば、母乳をあげている間は我慢をして、飲める環境になってから楽しむ方が無難です。
また、最近ではノンアルコール飲料なども充実していますので、それで代用するという手もあります。

★★《母乳にいいものはコレ》

★★《母乳に悪いもの一覧》

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