母乳ダイエットって?
産後、母乳育児をすると痩せるという話を聞いたことはあるでしょうか。最近では、母乳ダイエットという言葉まで生まれています。実際のところ、痩せるということはあるのでしょうか。
痩せるために母乳育児をするという事はおすすめできません
母乳を出している間、母体は栄養を必要以上に溜め込むようになるのです。それでも足りないほど、母乳育児はカロリーを消費するので結果として体重が落ちていくと言えるのです。
ダイエット目的で授乳していると、思ったように体重が落ちなければ、食事を減らしたりするなど本格的なダイエットを始めるかたもいるでしょう。しかし、体は栄養の大半を母乳に作り替え、赤ちゃんに与えるために体外へと出してしまいます。
お母さんの栄養失調に!
そのような状態で摂取カロリーを減らすと、本来自分の体に回るはずの栄養が不足しがちになります。結果、骨粗しょう症や脱毛症、肌荒れなど病気に繋がることも珍しくありません。そして、本来赤ちゃんに栄養を与えるための母乳自体も栄養が少なくなり、赤ちゃんの発育不良にも繋がってしまいます。
母乳は、お母さんの食べたものの栄養がほぼそのまま入っています
赤ちゃんに与えたいと思えるものを食べることがいいおっぱいを出すための秘訣、と言われています。特にビタミンK は赤ちゃんに必須の栄養で、これが足りなくなると乳幼児の突然死に繋がるという話もあります。
母乳を出している間は無理をせず、ストレッチや軽い運動など
産後は骨盤が開きがちになり、おしりや足が大きく見えてしまいます。骨盤を締めることで体型もすっきりとし、また痩せやすい体になると言われています。産後はそのようなところからダイエットを始めると、お母さんも赤ちゃんも体を壊さなくて済むのではないでしょうか。
お茶とカフェインの問題
お茶には様々な種類があり、多くのものにカフェインが含まれています。カフェインには鎮痛や消化促進、利尿作用など優れた効能がありますが、反面、覚醒や興奮作用、強い不安感や焦燥感などの副作用があります。
1日コーヒー4杯で妊娠に重大な悪影響が
妊娠初期に一日当たりコーヒーを8杯以上飲むという妊婦は妊娠の継続重大な悪影響を与える可能性があり、コーヒーを4杯か7杯飲む妊婦でもその危険が通常の2倍にもなるといわれています。
喫煙は危険な行為
母乳は赤ちゃんにとって生命線です。一番理想的な栄養素を取ることができますし、母子のスキンシップとしても非常に有用なものであるとひろく認知されています。
飲酒は赤ちゃんをアルコール中毒にしてしまう
母乳育児中にアルコールを摂取すると、どのような影響があるのでしょうか。
アルコールを含んだ母乳を赤ちゃんが飲むと、大変危険です。
さらに量が多いと急性アルコール中毒になってしまう事があります。
カフェインが赤ちゃんの身体に入る?
母乳をあげているお母さんがコーヒーや紅茶などを多く飲んでいると、母乳にもコーヒーや紅茶などに含まれるカフェインが含まれます。そのため、母乳を飲むことで赤ちゃんもお母さんと同じようにカフェインを摂取していることになります。
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