喫煙は危険な行為
母乳は赤ちゃんにとって生命線です。
一番理想的な栄養素を取ることができますし、母子のスキンシップとしても非常に有用なものであるとひろく認知されています。
しかし、近年母乳をあげているにも関わらず喫煙をしている人が見受けられます。
これは非常に危険な行為だといえます。
喫煙が悪い最大の理由
喫煙をしている母親から母乳をもらっている赤ちゃんが乳幼児突然死亡症候群にかかるリスクが高いということです。
乳幼児突然死亡症候群は1歳までの子どもに多いものでありますが、未だはっきりとした原因が究明されていないのですが、うつぶせ寝や喫煙者が周りにいることでリスクが高くなるという統計はとれています。
母乳は母体の血液からできるもの
当然母親が喫煙していればニコチンをはじめとしたその成分は母乳に移行しますので、有害物質が含まれた母乳を飲んでいる赤ちゃんがさらされるリスクの高さは想像に難くありません。
ニコチンが含まれた母乳を飲んだ赤ちゃんは、不機嫌や不眠などの症状が出るという報告もありますし、下痢や嘔吐などニコチン中毒の症状が出ることもあるようです。
喫煙することで母乳の分泌量が減る
成長に必要な量の母乳が供給されないということは健やかな成長を妨げるものとなりますので、これも喫煙による悪影響といわざるを得ません。
直接的な影響以外にも危険はあり、タバコの吸い殻を赤ちゃんが誤飲してしまえば命の問題に直結してしまいます。
以上のように喫煙は赤ちゃんにとっても百害あって一利なしですので、かわいい赤ちゃんを危険から守るためにも喫煙の危険性について正しく理解しなければなりません。
お茶とカフェインの問題
お茶には様々な種類があり、多くのものにカフェインが含まれています。カフェインには鎮痛や消化促進、利尿作用など優れた効能がありますが、反面、覚醒や興奮作用、強い不安感や焦燥感などの副作用があります。
1日コーヒー4杯で妊娠に重大な悪影響が
妊娠初期に一日当たりコーヒーを8杯以上飲むという妊婦は妊娠の継続重大な悪影響を与える可能性があり、コーヒーを4杯か7杯飲む妊婦でもその危険が通常の2倍にもなるといわれています。
飲酒は赤ちゃんをアルコール中毒にしてしまう
母乳育児中にアルコールを摂取すると、どのような影響があるのでしょうか。
アルコールを含んだ母乳を赤ちゃんが飲むと、大変危険です。
さらに量が多いと急性アルコール中毒になってしまう事があります。
カフェインが赤ちゃんの身体に入る?
母乳をあげているお母さんがコーヒーや紅茶などを多く飲んでいると、母乳にもコーヒーや紅茶などに含まれるカフェインが含まれます。そのため、母乳を飲むことで赤ちゃんもお母さんと同じようにカフェインを摂取していることになります。
「産後ダイエット目的での母乳育児」はダメ
母乳を出している間、母体は栄養を必要以上に溜め込むようになるのです。それでも足りないほど、母乳育児はカロリーを消費するので結果として体重が落ちていくと言えるのです。
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