母乳育児中は、生理が再開しにくくなっています。
授乳中は、プロラクチンという母乳を生産するホルモンが大量に分泌されます。
このプロラクチンには、排卵を抑制する作用があるので、母乳育児中は、生理が再開しにくくなっています。
逆に、赤ちゃんをミルクで育てている場合には、次の妊娠に向けて準備を始めます。
その結果生理が再開します。
全く授乳をしていない場合には、平均すると産後3週間で排卵が再開します。
母乳育児をしているからといって、生理が再開しないとは限りません。
1日5回以上、1回10分間の授乳を続けていると、排卵が抑制されるとの報告があります。
特に夜中に母乳を上げている人は、排卵が抑制される傾向にあります。
ママの体質にもよりますが、授乳をしていても混合ミルクにした途端、
プロラクチン濃度が低くなり生理が再開されるケースもあります。
全体的には、母乳育児かミルク育児か関係なく産後8か月で70~80%の女性に生理が再開します。
再開後初めての月経は無排卵の事が多いです。
生理が再開されたとしても母乳はでます。
ただ、排卵日前後から生理日までの低温期は母乳が冷えていたり味が変わったりするので、
赤ちゃんが飲むのを嫌がったり、ママの乳首を噛むことがあります。
飲み残しや噛まれた傷から乳腺炎になるケースもあるので注意が必要です。
生理が始まったとき、おっぱいを飲んでくれない場合の対処法
母乳の赤ちゃんが2~3時間おきに搾乳します。
食事も高カロリーの物を取らないように気をつけて下さい。
また赤ちゃんが眠そうな時には、乳首を含ませて飲ませます。
また赤ちゃんによっては、搾乳した母乳を哺乳瓶で飲ませると飲んでくれるケースがあります。
授乳中の生理は不規則なので周期がバラバラになる事が多いです。
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