母乳マッサージには、2つの方法があります。
●赤ちゃんが乳首をくわえやすくする為の乳頭・乳輪マッサージ
●母乳を出やすくする為のマッサージ
母乳の分泌を良くする為の乳房全体のマッサージは、出産後から開始するよりも、産後の母乳の出を良くする妊娠28週目からのケアが必要です。
しかし、切迫早産の場合、母乳マッサージはできませんので、注意してください。
母乳マッサージは、お風呂の湯船で行うと効果的です。
蒸しタオルで温めるのも血液循環が良くなります。
手のひらと指で乳房を持って、基底部を良く動かして分泌促進をうながします。根元を抑えて横に4、5回動かしながら上の部分、下の部分を左右両方とも行います。
母乳は出産後にすぐに出るものではありません。苦労せずに母乳が出る人はまれですので、効果的なマッサージをしながら、手軽に調子を整えておきます。母乳の分泌に良い食事も食べながら、並行して実施します。
母乳は血液を変化させたものですので、不純物・老廃物の原因となる水分の不足、偏った高カロリーの食事、生活時間が不規則、ストレスなどの影響を受けると、出なくなったり、乳腺がつまって炎症になることもありますから、身体の内外、精神的なストレスの軽減など、なるべくリラックスした状態で、マッサージを続ける事は大切です。
でも、注意する事は、ママの義務感や責任感が強すぎると、かえってストレスの原因になるので、乳房が痛かったら母乳マッサージを休み、粉ミルクに助けてもらうのもいい事です。また、気分を整えるハーブティーでリラックスしたり、赤ちゃんのだっこをパートナーに交代してもらったり、工夫しながら楽しく授乳できるように、なるべく無理をしすぎない事が大切です。
母乳マッサージには、2つの方法があります。
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